2006年11月06日

パック販売の落とし穴

「○○パックはお徳です」

ある日、当社のセット販売のためのツールに目を通してした時。このキャッチコピーを発見した。
会社が弱くなっている・・・そう直感した。
なぜなら、
このパックの顧客にとっての本質的メリットは、より安心した生活を実現できるというもの。
そこが売りなわけで、「お徳」は本質ではない。あくまでプラスアルファーである。
したがって、キャッチは「○○パックで安心、安全」くらいにしなくては商品の良さ、差別化ができない。

商品の強みの説明に力を入れる企業と、値引きの仕組みの説明をする企業・・・
どちらが強いか?

当然、前者である。

パックはお徳。モニターはお徳。今なら、○○が付いてきます。・・・・等
注意が必要だ。本質的価値を見失っている危険があるからだ。
企業はそんなところから弱体化していく。強みを磨く。そこにポイントを置くことに集中すべきだ。

  


Posted by 51 at 19:48Comments(0)